ソニーミュージックグループにはどんな仕事があるの?

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皆さんこんにちは。Sony Music | Tech Blog編集部です。

この記事では、ソニーミュージックグループ所属エンジニア(ここではシステムエンジニア)たちが具体的にはどんな仕事をしているのか(どんな仕事があるのか)を簡単にではありますが、まとめてみました。同じエンジニアとはいえ、仕事の内容や求められる能力は千差万別。それぞれのメンバーが、それぞれのスキルを活かしながら、各組織のミッション達成に向けて切磋琢磨しているんですよ。

※この記事内の情報は、全て記事執筆当時(2022年12月)のものです。

グループ全体の業務を助ける縁の下の力持ち的な仕事

まず紹介したいのが、ソニーミュージックグループのヘッドクォーターである株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントにある、グループ各社の業務を円滑化・効率化する、いわゆる「情シス(情報システム)」部門です。

ここでは各種社内システムの設計・構築・運用や、サーバー管理、業務デバイス管理などのインフラ運用に加え、印税計算やライセンス管理といったエンタメ企業特有の業務アプリケーション開発や、リモートワークを支えるネットワーク管理なども行っています。

実業務にあたっては、パートーナー企業のエンジニアとチームを組んで進めていくことになるため、コンサルティングやアーキテクトの業務に従事するスタッフが多く在籍しています。この部門で働くエンジニアに求められているのは、知識や経験に加え、各事業会社が抱えている課題を上手に聞き出し、チームを率いて課題解決していく「コミュニケーション力」と、やり方を自ら考え押し進めていく「実行力」。なかなかハードルが高そうに感じますが、その分、個々人の裁量は大きく、プロジェクトの進め方を自分で決められるのが魅力。このあたり、具体的にどんな取り組みがあったのかは、今後、ブログの記事で具体的にお伝えしていく予定です。

先進テクノロジーから“次”のサービスを創出する仕事

さて、株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントには、もう一つエンジニアリング組織があります。そのミッションは、最先端テクノロジーを用いて新たなサービスの“種”を生み出していくこと。

組織としては株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントの一部門となりますが、ソニーミュージックグループの枠を超え、ソニーグループ各社と連携しながら「ブロックチェーン」「ライブ配信」「電子楽器」「メタバース」など、新しい技術を基にした新規事業を企画・創出して育成していくことを目的としています。そのため、技術を軸とした組織ではあるものの、チームメンバーにはエンタメビジネスの専門家や、コンテンツ制作の専門家など、エンジニアではない人たちも多く、エンジニア(システムエンジニア・プログラマー)は、その一員となって、新しい何かを生み出していくことになります。

この組織で働くエンジニアに求められるのは、新しいアイデアをどんどん生み出し、かたちにしていく「発想力」。ソニーグループの技術と、ソニーミュージックグループのIP・コンテンツを組み合わせて、これまでになかった新しいビジネスを作り出せるのが醍醐味と言えるでしょう。

デジタルサービスをパワフルに開発・運用していく仕事

ソニーミュージックグループが提供する、Eコマース・ファンクラブ・ライブ配信・アプリといった各種デジタルサービスを実際に開発・運用するなど、ビジネスを拡大するための解決方法を提供するプロフェッショナル集団である株式会社ソニー・ミュージックソリューションズにも、大きなエンジニアリング組織があります。ここではWeb開発からアプリ開発まで、さまざまな技術を持ったエンジニアたちが、自分の能力を活かすかたちで、日々新たなサービス、ソリューションを生み出し、運用しています。

また、そうして生み出したサービス、ソリューションをお客さまに提供し、そのサポートやカスタマイズを行うのも、デジタルプロデュース本部所属エンジニアの大切な仕事。独自開発のWebサイト管理システム『SMCMS』や、ライブ動画配信サービス『Stagecrowd』などの独自サービスがグループ内外で好評です。

そんなソニー・ミュージックソリューションズが今求めているのは、ずばり「スペシャリスト」。何でもできるゼネラリストが重宝されがちなエンジニアリングの世界ですが、同社では、開発の内製化・高速化を進めていく中で、特定分野に尖った専門家を強く欲しています。そのチャレンジを促し、応援していくことが魅力的なサービス、ソリューションを生み出すと知っているからです。

膨大なエンタメビッグデータを分析・提案する仕事

株式会社ソニー・ミュージックマーケティングユナイテッドは、ソニーミュージックグループのデジタルマーケティングを担う会社。ここでは、グループの活動で得られたビッグデータを分析して現場にさまざまな提案を行うデータアナリストが活躍しています。多彩なデータから必要な分析結果を引き出すため、新しい分析手法や切り口を独自に研究していく「勉強熱心さ」が求められる職場です。

データアナリストの使命は、膨大なデータを分析していく中で、ある現象が“なぜ起こった”のかを見極め、さらにそこから“どうすれば現象を起こせるのか”を見つけ出していくこと。そこには、ソニーミュージックグループが保有するエンタメ関連ビッグデータを相手に、今、音楽やアニメの世界で何が起こっているのかを、誰よりも早く知ることができるという大きなやりがいがあります。

なお、データを正しく分析するには、アーティストやコンテンツに対する「愛」も重要。今も、アイドル、ロック、洋楽、アニソンなどの各ジャンルに長じたアナリストが、それぞれの知見を持ち寄りながら、血の通ったデータ分析で、新たなムーブメントを引き起こすために必要な“何か”を探し続けています。

ソニーミュージックグループのエンジニアに共通するやりがいは?

ここまででソニーミュージックグループのエンジニアが所属するさまざまな部門を紹介してきました。それぞれ異なる性格を持つ各部門ですが、全体として共通しているのは仕事の進め方についてとても自由度が高いということ。エンジニアリング部門のフットワークが軽く、それぞれのエンジニアに一定の裁量が与えられているため、やりたいことをやりたいようにやりやすいという風土があるのです。エンタメ企業でこんなことをやってみたい、こんなことに挑戦してみたいという情熱のある方にぴったりの職場と言えるかもしれませんね。

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